墨娯游帖
書ノ作品

言ノ葉より

あなたがゐたから ぼくがゐるよ。

言ノ葉より

新海誠監督『君の名は。』の前作である、『言の葉の庭』のエンディングテーマ曲を歌った、シンガーソングライター秦基博さんが、『言の葉の庭』からのインスピレーションで、新たに書き下ろした曲『言ノ葉』の一節です。

晴れるかな 心もまた 泣き出しそうな日々の中
あなたがいたから僕がいるよ
oh 呼びかけるよ もう聴こえなくても

2016年の墨娯書道会展のテーマは、『ことたま』でした。

言靈の幸はふ國

万葉集でも詠われているように、わたしたちは、自ら発した言葉によって、自らの人生を幸せへと導くことが出来ます。

日々、なにげなく発している言葉の奥深さをかみしめながら、デビュー時よりファンでもある、秦基博さんが、その名も『言ノ葉』というタイトルであったことから、歌詞の中で一番大好きなフレーズの部分を作品に書きおろしてみました。

あなたがいたから、が、あなたがゐたから、というように、い⇒ゐとなっているのは、歴史的かな遣いでは、「居る」は「ゐる」なので、古典的な概念を適用させて戴きました。

表装形態は掛け軸作品で、デザインは墨娯書道會展2016のポスターに沿わせ、玉の曲線、赤・白・グレイの色調デザインで仕立てて戴きました。

写真は、横浜山下公園にて撮影。

二本の木は、詩文の「あなた」と「ぼく」をイメージしています。

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